台湾のドリンクスタンド文化の話
- easyta
- 8月25日
- 読了時間: 4分
台湾の街を歩いていると、やたらと目に入ってくるのがドリンクスタンドの数々。ミルクティー、フルーツジュース、ハーブティー…そのバリエーションは驚くほど豊富で、しかもどこも個性たっぷり。
驚くべきはその密集度。コンビニより多いんじゃないかと思うこともあるくらいで、時には50メートルほどの距離に3軒、いや4軒並んでいることさえある。
「そんなに必要?」と思うけど、現地の人々にとっては毎日の習慣であり、日常の一部。暑い台湾で喉を潤すという実用的な意味合いはもちろん、好きなお店のドリンクを片手に歩くというのが、台湾の暮らしにしっかり根付いている。今日はそんな台湾のドリンク文化についてご紹介します。
そもそもドリンクスタンドって何?
簡単に言うと、お茶ベースの飲み物をはじめとした様々な飲み物を販売しているテイクアウト専門のドリンク屋さん。王道のお茶やタピオカミルクティーはもちろん、他にもフルーツティー、フルーツジュース、プリンをミルクティーにそのまま入れた(!?)プリンドリンク、ゴマやチーズ等個性豊かなフレーバーのデザートドリンク等、アイディア溢れる個性的な飲み物がたくさん。お店によって個性があり毎日違ったお店のドリンクを飲み比べてみるのも台湾の楽しみのひとつです。

台湾人にとっての「飲料」
台湾では、こうしたドリンクスタンドで販売されている飲み物のことを「飲料(いんりゃお)」と呼びます。日本語に訳すと「飲み物」または「ドリンク」文字通りですが、ちょっと意味合いが違います。
台湾で誰かが「飲料が飲みたいな」と言ったとき、それは単なる水やお茶ではなく、ミルクティーやフルーツティーなどのドリンクスタンドの飲み物を指すことがほとんどです。いわば、台湾の日常会話の中で「飲料」は、あの甘くて冷たい、ちょっと贅沢な一杯を意味する、特別な言葉なのです。
おすすめのドリンクスタンド3選
数えきれないほどたくさんある台湾のドリンクスタンド。その中でも、特に台湾人に支持されている人気ショップをいくつかご紹介します。
1.50嵐定番中の定番。台湾でドリンクスタンドといえばまずここ!台湾全土に展開する大人気のチェーン店で、おすすめは黄金烏龍ミルクティー。台湾ドリンクを試してみたいなーって時はとりあえずここ。お値段もお手頃で毎日でも飲みたい安定の味です。
2.喫茶趣TO GOデパ地下にも出店している高級茶葉屋さん天仁茗茶。実はドリンクスタンドも喫茶趣TO GOという名前で展開しており、天仁茗茶で実際に販売されている茶葉を使用したお茶を販売しています。おすすめは913奶茶。高級な913茶王の茶葉で作った香り高いミルクティーは贅沢な味わい。
3.茶湯會タピオカミルクティー発祥の店として有名な春水堂の別ブランドである茶湯會。私は春水堂の鉄観音ミルクティーが大のお気に入りなのですが、系列店だけあって茶湯會でも変わらない味が楽しめます♪店内でゆっくりする時間はないけど春水堂のドリンクが飲みたい…そんな時はサッとテイクアウトできて同じ味が楽しめる茶湯會に行くことが多いです!
おすすめのオーダー方法
大体どこのドリンクスタンドでもオーダー時に聞かれるのが甜度(甘さ)と冰塊(氷の量)。自由にカスタマイズできます。甘さレベルは全糖・少糖・半糖・微糖・微微糖・無糖。氷の量は正常冰・少冰・微冰・去冰。個人的に台湾の全糖は日本人にとってかなり甘く感じます(笑)おすすめは微糖か微微糖の少冰。ウェイタン・サオビンとオーダーしてみましょう!氷は少なめにするとお店によってはドリンクの量が増えることがありますよ!
まとめ
台湾の会社では週に1.2度みんなでドリンクをオーダーするところも多いです。それほどみんなに愛されていて、日常に根付いた文化。日本では台湾の飲み物といえばタピオカミルクティーのイメージが強いですが実はバラエティ豊かで色んな楽しみ方があります。台湾旅行にきたら是非試してみてくださいね!また、Relax Go Taiwanではタピオカミルクティー発祥の店春水堂の本店でお料理とドリンクを楽しめるツアー等も用意してますので、是非チェックしてみてください♪
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