基隆の日帰り旅:正濱漁港、和平島、そして基隆廟口夜市を巡る1日を紹介
- easyta
- 7月19日
- 読了時間: 3分
台湾北部の港町・基隆(キールン)は、歴史、絶景の海岸線、そして絶品の屋台グルメが詰まった隠れた名所です。台北からの日帰り旅行にぴったりの場所で、カラフルな漁港や岩がたくさんの島の風景、地元の味が並ぶ賑やかな夜市まで、魅力がぎゅっと詰まっています。
ここでは、基隆で過ごす忘れられない1日のモデルコースをご紹介します。

午前中:正濱漁港でカラフルな景色を満喫
基隆の中でも特にフォトジェニックなスポットとして知られる正濱漁港(ジェンビンぎょこう)から1日をスタートしましょう。この小さな港は、イタリアのブラーノ島に例えられるほどカラフルな建物が並び、水面に映るその姿がとても美しく、観光客や写真好きに大人気の場所です。
この港は日本統治時代に建設され、当時の雰囲気を残しつつ、現在ではアートと観光の拠点として親しまれています。
近くのカフェでコーヒーをテイクアウトして、港沿いをのんびりと散歩してみましょう。アクティブに、漁船や海岸線を間近に楽しめるボートツアーに参加するのもおすすめです。

午後:和平島の自然の驚異を探訪
午前の散策を終えたら、正濱漁港から車やバスで数分の場所にある「和平島公園」へ向かいましょう。かつて「社寮島」と呼ばれていたこのエリアは、長年の浸食によって生まれた不思議な岩の地形と、美しい海岸線で知られています。
公園内の遊歩道をのんびり歩きながら、ゴツゴツとした岩肌と波打つ海岸のダイナミックな風景を楽しんでください。天気が良ければ、天然の海水プールに足をつけたり、展望デッキで波の音に耳を傾けながらリラックスするのもおすすめです。
また、ビジターセンターでは、この地域の地質や文化的背景について学ぶこともできます。
昼食は公園近くの海鮮料理店でひと休み。焼きイカやカキの唐揚げ、基隆名物の海鮮お粥など、新鮮なシーフードを堪能してみてはいかが?

夜:基隆廟口夜市でローカルグルメを堪能
夕日が沈む頃には、台湾屈指の人気を誇る基隆廟口夜市(ミャオコウ・イエシー)へ向かいましょう。奠済宮(ディエンジー寺)のすぐそばに広がるこの賑やかな夜市は、台湾グルメの宝庫として知られ、多くの地元民や観光客でにぎわいます。
ここでぜひ試してほしい名物グルメは以下の通り:
粉炭蟹(バター蟹)濃厚でクリーミーな味わいが特徴のカニ料理。シーフード好きにはたまらない一品です。
營養三明治(栄養サンドイッチ)揚げパンにハム、卵、きゅうり、そして甘いソースを挟んだ台湾式フライドサンド。ボリューム満点で小腹満たしにぴったり。
泡泡冰(パオパオアイス)ふわふわに削られた氷にシロップをかけた、暑い夜にぴったりの爽やかデザートです。
甜不辣(テンプラ)日本の天ぷらとは異なり、基隆式のテンプラは魚のすり身で作られたモチモチ食感のグルメ。甘辛ソースと一緒にいただきます。
夜市の細い路地を歩きながら、さまざまな屋台グルメを食べ歩きし、ローカルな熱気とにぎわいを体感してください。満腹になったら、心も体も満たされた状態で台北へ帰路につきましょう。きっと忘れられない1日になりますよ。
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