台湾のベジタリアン料理「素食」が美味しすぎる!
- easyta
- 2 日前
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みなさんこんにちは。RelaxGoTaiwanです!
突然ですが、台湾は世界でインドに続いて2番目にベジタリアン人口が多い国だとご存じですか?人口の10~15%がベジタリアンだそうで、確かに街中にはベジタリアンレストランがいっぱい。スーパーで売られている食品にもベジタリアン表記があるのを度々見かけます。
今日はそんな台湾の菜食文化についてご紹介していきます!
台湾のベジタリアン、「素食」って何?
台湾では菜食のことを「素食」と呼びます。この言葉には、仏教・道教の宗教的背景があります。実際に、素食にもいくつかの種類があるので説明します。
肉魚 | 卵 | 乳製品 | 五葷 | |
全素 | × | × | × | × |
蛋素 | × | 〇 | × | △ |
奶素 | × | × | 〇 | △ |
蛋奶素 | × | 〇 | 〇 | △ |
五辛素 | × | △ | △ | 〇 |
全素・蛋素・奶素・蛋奶素・五辛素とありそれぞれ食べられる食材が異なります。ちなみに、五辛素の五葷(ごくん)とは、仏教で修行の妨げになるとされる食材。香りの強い、にんにく・ネギ・らっきょう・にら・玉ねぎの五つの食材が五葷に含まれます。
「素」という言葉には、純粋な、自然なといった意味があり、素食の「素」は動物性のものを含まない清らかなといった意味合いがとれます。
台湾人の仏教徒・道教徒は戒律を守る信仰生活を送っている人たちが多く、素食の文化が一般的に根付いています。
素食にはどんな料理があるの?
肉食の人がよく食べる滷肉飯、点心、饅頭にも素食バージョンはあり大豆ミートが使われていることが多いです。素食専門のレストランでは、大豆ミートを使用したものばかりではなく、野菜や豆類、キノコ類をふんだんに使用した料理がたくさん並び、どれも素材のうまみが引き出された絶品料理ばかりです。
素食文化が古くから根付いていることもあり、台湾人の菜食料理の技術の高さと知識の豊富さを感じさせられます。


台湾には素食専門のお弁当屋さんも多く、職場でのランチタイムや外出先でも困ることはありません。中華料理のみならず、素食専門の洋食や韓国料理などもあり、バラエティに富んでいるため飽きることがありません。
まとめ
厳格な仏教徒や道教徒でなくても、月に一度や二度は素食を取り入れる人がいたり、家庭内でも肉食と菜食が自然に共存していたりと、多様性が尊重されています。そのため、素食を強制するような雰囲気はなく、とても柔軟で心地よい食文化が根付いています。台湾の食文化体験として、菜食の方はもちろん、普段お肉を食べる方にもぜひ一度試していただきたいです!Relax Go Taiwanでは菜食の方向けに素食レストランオンリーでツアーを組むこともできますので、是非こちらからチェックしてみてください!
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