台湾のお月見=焼肉!?【台湾の中秋節(十五夜)について。】
- easyta
- 9月22日
- 読了時間: 2分
更新日:9月23日
みなさんこんにちは。RelaxGoTaiwanです。
毎年旧暦の8月15日は中秋節。日本でいう十五夜と同じ時期で、家族で集まりお月見をします。華人の三大伝統行事ともいわれ、祝日であるこの日は中華圏の人にとってとても大切な1日となります。今日は台湾の中秋節について、ご紹介していきます。
中秋節って何?
そもそも中秋節とは何なのかから説明していきます。
由来は古来中国の月信仰から。古代中国では、月の満ち欠けを農業や生活の基準にしており、特に旧暦8月15日は「秋のど真ん中」で、月が一年で最も明るく美しいとされました。
更にこの時期は同時に秋の収穫期でもあり、五穀豊穣や自然の恵みに感謝する風習があった
ので、家族で月を見ながら、供物(果物・月餅など)をささげて祈るのが伝統になりました。

2025年の中秋節はいつ?
今年2025年の中秋節は、10月6日です。
旧暦の8月15日なので新暦では毎年日付が変わります。
伝統的な過ごし方と現代の違い
台湾での伝統の過ごし方は、親戚一同集まり月見をしながら団らんする。月餅を送りあう。文旦を食べる。等。1980年ごろからは、バーベキューをするのが主流になっていきました。(なんで!?)中秋節=バーベキューというのは台湾独特の文化で、そのきっかけも面白いんです。
はじまりはCMから。
1980年に台湾の調味料メーカーがBBQソースのテレビCMを流しはじめたのがきっかけだといわれています。ちょうど中秋節のころにそのCMが放送されはじめ、人々のバーベキュー欲が高まったところにタイミングよく中秋節がやってきて、親戚一同集まる機会にみんなでバーベキューをする人が多かった。という流れです。
今では規制が厳しくなりましたが、ひと昔前までは中秋節になると道路わきにバーベキューセットがたくさん並びもくもくと煙を上げる光景が当たり前だったとか。

台湾のBBQソースは甘くてスパイシー
台湾のBBQソースはアメリカスタイルや日本スタイルとはまた違った台湾味。甘い醤油ベースに五香粉がたっぷり入った中華味だそう。そのたれを刷毛でお肉に塗りながら食べるのが一般的。豚肉が主流で、つみれやソーセージも一緒に焼いて食べます。
まとめ
2025年の中秋節は10月6日!この日は月餅や文旦を食べながら家族でお月見をする華人の伝統的な行事だけど、台湾では独自のバーベキュー習慣がある!
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